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News Release英総研DBに新コーパスが追加されました 2008年 2月22日 英総研の言語データベースERI version2 に新たに、以下の2つがニューフェースとして入りました。 1.LDCELDCE(Learners’Developmental Corpus of English)と呼ばれる、日本人英語学習者の発達過程ごとに分類・タグ化された「学習者コーパス version1」。 これは学習者の発達過程で、初級(小〜中学レベル)、中級(高校〜大学非専門レベル)、上級(大学専門レベル)、超上級(大学院専門レベル〜実務専門レベル)に分けて、それぞれのグループで平均4000人(全レベルで合計17052人)のライテイング、スピーキング、デイクテーションなどの細かいデータを解析整理し、そこから日本人の犯す誤り(error)を情報化した貴重なものです。今後はこれらのコーパスの増殖を図りつつ、各種の教材化や教育・研修などにそれらを効果的に生かし、より効率的で焦点化が可能なプログラムが可能となって行きます。 2.DMKCDMKC(Discourse Marker and Kinesics Corpus)と呼ばれる、特に日本人が実践的な会話力・対話力を身につけるときに要求され、かつほとんど現在、指導現場ではケアされていない、ことばと身振りそれに音調などとの連動性をマルチでタグ化された「会話分析コーパス version2」(コーパス規模:マルチメデイアタイプで現在、24万語)。これは主に日本人の学習者の中級以上の会話の流れ、Discourse Marker(例 you know, well, I mean等)の使われる会話環境とイントネーション、プロミネンスそして、手の動きや目の動きなどとの連動性をデータとし、どの場面で、どのような音調や身振りなどが使われる傾向が強いのか、では英語母語話者(ENS)の場合とは何がどのように異なっているのか(こちらのENSマルチメデイアコーパスはERIで現在、79万語まで増殖)などが細かくわかり、それが新しい効果的な指導や学習及び教材化に大いに役立つものと期待しております。現在の会話指導や学習ではたとえば、you knowひとつとってみても、第2言語としての英語学習者が、ただ経験と勘で慣れることで適当に、you knowを発音したり、使っているだけでは、英語母語話者の適度な一種のダンス的なリズム感やジェスチャリングとは連動せずになかなか統合的な英語力も上達しにくいように思われます。いつのどの場面で you knowをどの音調で発音したりジェスチャリングと連動させると、一定の意味になるというメカニズムが母語話者の心理には無意識的に働いていると思われますので、この点が音声や映像のマルチ・コーパスを利用して明らかになると英語の学習や教育にも貢献できるのではないかと期待しております。 *上のいずれのコーパスもより精度が高く、より応用性が効くものにするためにはさらなる学校教育の現場や官庁・企業の研修現場での学習者のご協力が必要ですので、もしご協力していただける、機関、研究所、研究者、教員などがいらっしゃいましたら、ぜひhabe@abehajime.net 岡崎CCまでご連絡いただければと思います。また、これらのデータを生かした共同研究を随時募集しています。現在、7つの機関及び11人の国内外の研究者、教員、大学院生(英総研の準研究員、客員研究員、特別研究員を除く)と共同研究及び共同開発を進めております。
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