2007年度 第4期(通算第5期) 英総研認定ERI英語総合カウンセラー養成講座
阿部一英語総合研究所(以下英総研)では、時代のニーズを鑑み、将来、e-learningや各種の講座・研修で必要とされる、英語学習及び指導に多角的に関わる専門の「英語総合カウンセラー(C)」の養成を2006年度にモニターともなる実験講座を第1期として開催いたしました。特に、宣伝等はしなかったにもかかわらず、口コミとホームページをご覧になった12名の受講希望者でスタート、最終的には9名の方がそれぞれ優秀な成績で修了され、8名が現在、いずれも英総研及び各種の他機関とのジョイント・プロジェクトで主に関東圏を中心にご活躍されています。
次の第2期は6名が参加され5名修了され、3名が現在ご活躍されています。2007年度の第1期は、5名の受講者が参加され、3名が修了、第2期では5名が参加され4名が修了されています。現在の第3期では5名が参加され、和気あいあいとした中で元気に実践・臨床と理論・研究を行なっております。
彼らに続くための優秀なカウンセラーを養成すべく、以下のような要領で2007年度の第4期の養成講座を開催します。この講座の修了生はご希望により、今後の英総研の各種講座、プログラムそして診断テストなどを始め、他の教育機関や企業・官庁などとのジョイント・プロジェクトなどに積極的に関わっていただき、その学んだ知識及び技能などをフルにお使いいただきたいと考えております。現在、有能なカウンセラーが各方面で大幅に不足しており、英総研としても中期的な計画で早急に養成と登録を図って行きたいと考えておりますので、ふるってご参加いただけますようご案内申し上げます。
1.受講資格
国籍・性別は問わず広い意味で英語の指導や学習あるいはカウンセリングに関心のある方で、専攻分野は問いません。ただし、特に学習上の問題、不振、続かないなどの問題に真摯に取り組んでいただける方で、教育や言語あるいはコミュニケーションや心理に興味があり、一定以上の英語力のある方(目安はTOEIC最低730点以上)です。ただし、それ以下の方でも熱意や人柄、目的なども重要な要素ですので、必要に応じて面談を行いますからお問い合わせ下さい。
2.講座の構成
各クラス前半…主に実践・臨床 13:00―15:30 後半…主に理論・研究 15:30―18:00
*原則、前半は実践(体験学習)や臨床、後半は理論や文献研究です。ただし、理論といってもたえず現場を意識した実践的な最新理論の研究や現場の問題解決に関わるディスカッション形式の授業となります。
3.講師陣
阿部所長を中心とした教員養成・心理士養成の大学及び大学院レベルの教員、中・高・及び予備校などで特に授業力・指導力に優れた教員、臨床心理士、認定コーチ、認定カウンセラー、専門プロファイラーなど。必要に応じて特別講座や臨床見学会などが開催されます。
4.期間
3ヶ月 10 コース
1コース 60分×5クラス=300分(5時間)
3ヶ月 5時間×10 コース=50時間
5.料金
入学金: 15,000円(含:教材費等)
授業料: 85,000円 合計:100,000円(税込み)
*前期と後期で二分割でのお支払いも可能ですので、お問い合わせください。
6.募集人数
5名〜10名程度
7.日時
毎週土曜日
開講:2008年1月26日〜3月29日(屋外実習、テーマ学習及び研究授業なども含む)
8.場所
埼玉県朝霞市 英総研 本部会議室、文化センター会議室 他
9.カリキュラム *以下のものを個別でなく統合的に学習・習得します。
(ア)英語教育論・第二言語教育論[理論]
我国の英語教育をより効果的に効率よく行うための理論的枠組みと基礎を学ぶ。特に、最新のカリキュラム・フレームワークの要件、客観的な評価基準のあり方、及びジェネラル・リスト作りの実際。
(イ)教材論・教育技術論[実践]
基礎に基づいてそれを実践に生かすためのプライオリティー・リスト作りの実習。また、それらのリストに基づくインベントリー作りと、それから出来上がるすぐに使える指導技術やテクニックを多数紹介し、その使いやすさや機能性の問題を研究する。
(ウ)評価・測定[理論]
実践的で効果的な評価のあり方。相対評価と絶対評価の違いと特徴。それに基づくテスト開発と測定の仕方。コンピュータを使っての統計処理とその応用。
(エ)テスト開発の作成・分析[実践]
実際にTOEFL, TOEICをはじめ各種の英語問題づくりの実際をETSのガイドラインを参考に作って検討し、フィードバックを図る。特にERI方式の診断テスト及び性格・心理分析テストについては徹底的に理論をカウンセリングできるように指導する。
(オ)英語分析・研究論[理論]
英語の統語的・意味的・談話や会話の分析の仕方、コーパスの扱いなどについて徹底的に指導・練習する。
(カ)英語学習・教育Q&A[実践]
英語の学習上におこる数々の問題点や質問をERIのデータベースを基に徹底的なブレーンストーミング法で習得してもらう。
(キ)学習心理論[理論・臨床]
学習者の心理特性、発達過程の基本を学び、特に学習者タイプと学習スタイルの問題について幅広く、具体的なケースを基に研究する。
(ク)心理分析法・カウンセリング法[理論・臨床]
主にC. Rogers流の臨床心理カウンセリングを理論的な背景を学ぶと共に、具体的に、体験しかつロールプレーイングで習得する。特に、学力不振、各種のハンディー、悩み事、感情起伏などに対する対処の仕方・工夫をいろんなケースを設定し実習する。
*(ケ)実践・活用コーチング法[理論・臨床]
教育現場に関わる専門のコーチが、ワークショップ形式で教育現場での効果的なコーチングの実際と手法を徹底的に指導する。
*(コ)実践・活用プロファイリング法[理論・臨床]
最近、学習者の不振、問題、放棄などの問題解決で重要とされるプロファイリング法をその理論と実践活用法を学ぶ。
*(ケ)及び(コ)はオプションとして希望者のみ。
*これ以外に、優秀と思われる受講生はACとして途中でOJTを兼ねた企業研修などの現場研修に入ってもらいます。また、修了に当たっては2時間程度の「カウンセリング体験テスト」があります。
*なお、第4期では第3期の学習者心理論および臨床心理実習を受けて、最新の「脳科学」部門の成果や実証データと実践的な言語分析の枠組みとしてM.A.K. Hallidayの理論を大幅に取り上げる予定です。
10. ERI認定・英語総合カウンセラー
ERI認定・英語総合カウンセラーは修了後、その総合性と専門性から以下の種類に分かれます。
A.上級・英語総合カウンセラー(CC)
認定講座を優秀な成績で修了し、その力量は大学院修了レベルか臨床心理士もしくはカウンセラーの実務経験3年以上、に匹敵する専門カウンセラーです。カウンセリング計画やカリキュラムの策定、学習者の学習プランの立案や各種診断に関わるカルテの作成などができ、CやACを統合したクライアント戦略を立てることができる人です。
B.英語総合カウンセラー(C)
認定講座を修了し、英総研他で臨床心理もしくはカウンセラーの実務経験1年以上を有する専門カウンセラーです。なおかつ、修了前及び修了後に行われるOJTでチェック各項目が平均B以上を取れた人。
C.英語総合準カウンセラー(アシスタント・カウンセラー AC)
認定講座を修了するかもしくは受講中で、特に英総研に推薦を受け実務につく人。ただし、修了前ではチェック項目が平均B以上、修了後の場合は各項目が平均C以上を取れた人。
11. 参考文献など
優秀な専門カウンセラーとなるためには、特に実践や応用の土台ともなる基礎的な知識をきちんと積み重ねておくことが大変重要ですので、この領域では必読ともいえるStevick, Asher,Rozanov, Gattegno, Erickson, Maslow, Adler, Gardner, Carroll, Rogers, A. Ellis, R. Brown, H. Brown, J. Brown, McLaughlin, Piaget, Goffman, Vigotsky他などを組み合わせて使用します。なお、お申し込み及びお支払い(振込みをご利用ください)が済んだ方から順次、講座の必要資料と講座スケジュールをお送りしますので、開講に合わせて準備しておいてください。なお、文献等、読んでいる過程でのご質問等は本部、岡崎(CC)宛にメールでお願いします。
お問い合わせや要項・申し込み書などはメールでhabe@abehajime.net(英総研本部 英語総合カウンセリング講座 担当:岡崎CC)までお問い合わせください。
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